あらゆる掃除箇所を効率的にキレイにやるためには
トイレはその性質上、汚れが気になりやすい場所です。日々の掃除を欠かすことができないですが、基本的には毎日、お手入れを行うことが推奨されます。特に便器は汚れやすいですし、放置をしてしまうと頑固な汚れになってしまい、取り除くことが困難になりますので注意しましょう。壁や床についてももちろん毎日行っても良いですが、3日に1回くらいのペース、あるいは気になった時に適宜、お手入れをするくらいでも十分です。
特に苦労をしやすい便器の掃除としては、まずは内側から磨いていくのがおすすめです。ブラシを用いて磨く際に汚れが外に跳ねることもありますので、内側から外側の順番で掃除を行いましょう。
軽い汚れならばブラシで擦るだけでも落ちますが、しつこい汚れの場合は専用の洗剤を使いながら磨いていきます。フチの裏側はかなり汚れが溜まる部分ですので、しっかりとブラシの先端を当てて磨くか、掃除用シートを使って汚れを取り除きます。尿石になっていると汚れが取りにくいため、その場合は酸性洗剤を使用するのが効果的です。なお、塩素系洗剤と混ぜると有害ガスが発生しますので十分に注意しましょう。
今度は外側や便座の掃除に移りますが、専用のトイレシート、もしくは薄めた中性洗剤を付けたキッチンペーパーや雑巾で汚れを拭いていきましょう。便座の裏側にも跳ねた尿が付着して汚れていることがよくありますので、持ち上げて隅々まで磨いていきます。また、便座の根本あたりはホコリが溜まっていることがあるため、こちらも丁寧にお手入れを行います。
続いて床や壁の掃除方法ですが、専用掃除シートや薄めた中性洗剤を付けた雑巾、もしくは水拭きをしましょう。
壁紙の素材によってはシミになる場合があるため、予め掃除のやり方を確認しておくと安心です。低いところから順に行うと上から汚れが落ちますので、高いところから始めます。
床にも尿が飛んでいる場合がありますし、シミにさせないためにもしっかりと拭き上げることが大切です。